水道工事をめぐる贈収賄事件 贈賄側の67歳社長と52歳役員が初公判で起訴内容認める 検察は社長に懲役1年、役員に懲役10か月求刑 札幌地裁
2025年07月19日(土) 10時23分 更新
北海道美唄市発注の水道工事をめぐる贈収賄事件で、設備会社の元社長らの初公判が、18日札幌地裁で開かれました。
贈賄の罪に問われているのは、美唄市の「サニー設備工業」元社長・伊藤義則被告67歳と、元取締役・磯田諭被告52歳です。
2人は2021年から去年にかけて、美唄市の元上下水道課長補佐・本田強志被告に対し、水道工事の入札で最低制限価格を教えてもらった見返りにあわせて85万円相当の接待を繰り返したとされています。
18日の初公判で、2人は起訴内容を認めました。
検察は伊藤被告に懲役1年、磯田被告に懲役10か月を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めました。
判決は来月29日です。