建築家・安藤忠雄氏が手がけた子どもの図書館「こども本の森」完成イメージが発表 全国6か所目は北大構内に
2025年05月09日(金) 19時25分 更新
世界的建築家、安藤忠雄さんが北大の構内に建設予定の「こども図書館」の完成イメージが発表されました。
秋元克広 札幌市長
「(名称案は)『こども本の森 札幌 北大』とします」
樹々の間にたたずむのは、やわらかな曲線が印象的な現代建築。
天井まで届く円柱型の本棚には、絵本や図鑑などが収められています。
北大の構内に建設予定のこども図書館「こども本の森」の完成イメージです。
手がけるのは、世界的建築家の安藤忠雄さん。
北海道大学と札幌市の三者で進めるプロジェクトです。
建築家・安藤忠雄氏
「便利さは人間の力をなくすと思い、日本の各地にこどもの図書館『本の森』ができないかと思っていた。本を開いて読む、心を鍛える生きる力を鍛える」
安藤さんが手がける「こども本の森」は全国6か所目で、大学の構内にできるのは初めてです。
北海道大学 寳金清博 総長
「大学ならではの場所にできたので、研究を重ねて知識のある人や学生のように研究者にもなっていない人たちが、子どもたちと触れ合う場所にもなる」
「こども本の森」には約1万5000冊の本が納められ、2026年の夏に完成する予定です。