NUMO仲介の事業…ウナギの養殖目指す建設会社「ケンショウ」会社更生法適用 負債総額は約26億3100万円 北海道神恵内村
2025年04月30日(水) 10時38分 更新
北海道後志地方の神恵内村で、ウナギの養殖を目指す建設会社が、会社更生法の適用を大阪地裁に申請し、受理されたことが分かりました。
会社更生法が適用されたのは、神恵内村でウナギの養殖を目指す大阪の建設会社「ケンショウ」です。
東京商工リサーチによりますと、負債総額は約26億3100万円で、申請は25日付けです。
建設コストの増加などが影響したということです。
ケンショウはいわゆる「核のごみ」の最終処分場選定に向けた文献調査を受け入れた自治体に対する国の地域振興支援として、NUMO=原子力発電環境整備機構が神恵内村に仲介して事業を進めていました。
神恵内村の高橋昌幸村長は、HBCの取材に対し「今後の経過を見守りたい。事業の継続を願っている」と話しています。