【相次ぐクマ出没】朝晩にスーパーのごみ置き場が荒らされる 15日未明には600ｍ離れた町道にも…男性死亡の福島町でハンター5人、厳重警戒続く
2025年07月15日(火) 11時38分 更新
クマに襲われた男性が死亡した北海道南部の福島町では、15日朝にかけてもクマの出没が相次ぎ、町などが警戒を強めています。
12日、新聞配達中の佐藤研樹さん52歳がクマに襲われ死亡した福島町では、今もクマの出没が相次いでいます。
町内のスーパーでは14日朝に続き、夜もまたゴミ置き場が荒らされました。
荒木颯太記者
「一番奥のごみ集積所から、ゴミが散乱しているのがうかがえます」
14日午後10時半ごろには、警察官が異常がないことを確認していて、発見までの１時間のあいだにクマが出没したとみられます。
コープさっぽろふくしま店 岩渕勇紀店長
「主に段ボールとか、プラスチックとか。食べ物と間違って引きずっているのは間違いない」
町の防災無線（15日午前8時半）
「福島町にヒグマ警報が発令されました」
15日未明には、現場から600メートル離れた町道でクマの目撃があり、福島町は、ハンターを5人に増やして警戒を続けています。