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“北大短角牛”に行列「すごい弾力、噛むほどに脂が…」去年12万人来場の北大祭が開幕、約1.2キロのメインストリートが学生たちの熱気で埋まる

2025年06月06日(金) 20時51分 更新

2024年、約12万人が訪れた北海道大学の学園祭「北大祭」がことしも始まりました。注目は、北大育ちの「牛」です。

北海道大学の札幌キャンパスで6月6日から始まった「北大祭」。



2024年は、3日間でおよそ12万人が訪れ、1.2キロほどのメインストリートには学生たちのアイデアが詰まった200以上の模擬店が並びます。

訪れた人
「美味しいです!」
「楽しいですよね、こういう雰囲気って」



グルメだけではなく、射的や金魚すくいを体験できるコーナーも。

なかでも行列を作っていたのが…。

炭火で焼き上げた牛串に…1日限定200食の肉うどん。

メニューに使われているのは、新ひだか町にある北大の静内研究牧場で育った日本短角種の「北大短角牛」です。



和久井有紀乃記者
「すごい弾力があります!噛めば噛むほど脂が口いっぱいに広がって美味しいです」

現在、静内研究牧場で放牧されている「北大短角牛」は、およそ150頭。



一般的な肉牛は早く育てるために穀物などの飼料を多く与えますが、静内研究牧場の牛は、穀物の量を減らし牧草などを食べてゆっくり育てられます。



一般には流通していませんが、赤身でしっかりした歯ごたえが特徴で、札幌市内のイタリアンレストランなどおよそ6店舗で提供されています。



北大短角牛応援し隊 藤森功成リーダー(19)
「皆さんに最初の消費者として北大短角牛を味わってもらう。もっと北大生から社会のみなさんに北大短角牛を知ってもらえるような試みをしていきたい」



「北大短角牛」が味わえる北大祭は、8日まで開催されます。

北海道ニュース24