どうなる？ファイターズ2軍本拠地移転 恵庭市「西島松地区」が候補地として浮上 用地変更などに関するハードルも 署名活動も始まる
2025年07月10日(木) 17時35分 更新
北海道日本ハムファイターズが意向を表明した2軍本拠地の道内移転。球団がすでに情報交換している自治体のひとつ、北海道恵庭市では「西島松地区」が候補地として浮上していることが、 複数の関係者への取材でわかりました。
ファイターズの2軍本拠地移転をめぐっては、球団が札幌圏の6つの自治体とすでに情報交換していると明らかにしています。
このうち、恵庭市ではJR島松駅とJR恵み野駅の間に位置する「西島松地区」が、建設候補地のひとつとして浮上していることが、複数の関係者への取材でわかりました。
ただ、一帯は農地が多く、用途変更などに関するハードルも残されています。
恵庭市日本ハムファイターズ 新ファーム施設誘致期成会 土谷秀樹会長
「日本ハムファイターズ新ファーム施設の移転・設置に関する要望書です」
一方、恵庭市では10日、商工会議所を中心とした誘致期成会のメンバーが市として積極的な誘致活動を展開することなどを求める要望書を原田市長に手渡しました。
恵庭市 原田裕市長
「（市民など）みんなの理解が必要と考えたときに、（要望書は）きわめて重要なこと。重く受け止めたい」
期成会は10日からオンラインでの署名活動も始めていて、恵庭市では官民一体となった誘致活動が本格化します。