「小さき画家たちの展覧会」ロシアのウクライナ侵攻でポーランドに避難した子どもたちが描く 戦火を生き抜く子どもたちのリアルな思い
2025年07月01日(火) 16時41分 更新
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から3年。
戦火に苦しむ子どもたちの絵が札幌市で展示されています。
戦闘機によって壊された街。
いまも帰ることができないウクライナを思い、9歳の男の子が描きました。
中央区の「札幌バプテスト教会」で1日から始まった「小さき画家たちの展覧会」。
2022年に始まったロシアのウクライナ侵攻。
展示された40点以上の絵は、隣国のポーランドに避難した子どもたちによるものです。
幼稚園児
「すてきだった」
訪れた人
「もっと悲惨で、沈み込んだ暗い絵が多いかなと思ったけど、全体的に明るい。見ている私たちがほっとする」
絵を描くことによって、痛みや悲しみを解放する「アートセラピー」の一環で描かれました。
札幌バプテスト教会 西本詩生牧師
「実際の生きた声というか、子どもたちのリアルな声を受け取ってほしい」
この展覧会は3日まで開催されます。