北海道特産の『らいでんスイカ』初競りの過去最高額2玉35万円「近年で一番甘い」、つやつや黒光り『でんすけすいか』は20日初競りへ
2025年06月19日(木) 17時23分 更新
暑い日が続きます。こんな日に食べたいものといえば…スイカですよね。19日朝、札幌市では「らいでんスイカ」の初競りが行われました。
らいでんスイカは北海道共和町特産で、爽やかな甘さが特徴です。
市場関係者
「35万円!」
最高値は2玉で35万円。
2024年と2023年に並び、過去最高額でした。
JAきょうわらいでんスイカ生産組合 岡崎行夫組合長
「近年で一番甘いスイカに出来上がっている」
最高値で競り落したのは、岩内町の介護事業の会社で、2玉のうち1玉は岩内町の児童養護施設に寄付するということです。
一方、上川の当麻町にある伊林和彦さんのビニールハウスでは、30℃を超える暑さの中「でんすけすいか」の収穫が始まりました。
つやつやした黒い皮の「でんすけすいか」。
2025年は日照不足などにより、2024年より1週間遅い初収穫となりましたが、例年に遜色なく育っているということです。
JA当麻でんすけ部会 伊林和彦部会長
「甘すぎずさっぱりとした(味で)、シャキシャキとした食感が特徴。ぜひ北海道のスイカを食べてやみつきになってほしい」
収穫された「でんすけすいか」は、20日に札幌市と旭川市で初競りにかけられます。