『札幌ドーム』だけじゃない!市内歩道橋でもネーミングライツ募集開始…あの“名物”歩道橋も売り出し、市は「歳入確保図る」考え 札幌市
2025年04月15日(火) 19時52分 更新

札幌市は4月15日から、市が管理する市内6か所の歩道橋で、企業名などを名付けることができるネーミングライツ(命名権)のパートナーの募集を始めると発表しました。
札幌市によりますと、今回の歩道橋のネーミングライツでは、「企業ロゴ」、「企業名」、「商品名」または「ブランド名」を歩道橋の正式名称とともに標示することができます。
募集対象の歩道橋と契約最低額は以下の通りです。(価格はいずれも税抜)
●北3条通横断歩道橋 札幌市中央区北3条東5丁目 月額/34,000円
●北2条通横断歩道橋 札幌市中央区北1条東4丁目 月額/34,000円
●南大通横断歩道橋 札幌市中央区大通東1丁目 月額/35,000円
●二条横断歩道橋 札幌市中央区南3条西15丁目 月額/25,000円
●菊水歩道橋 札幌市白石区菊水3条5丁目 月額/95,000円
●旭横断歩道橋 札幌市豊平区水車町3丁目 月額/35,000円
このうち札幌市白石区の菊水歩道橋は、国内でも珍しい6差路に架かる『円形歩道橋』で、テレビドラマのロケ地にもなった有名な施設です。菊水歩道橋(札幌市HPより)
道道札幌夕張線上(通称・南郷通)にあり、1日の交通量は6か所の中で最多の39,500人(台)です。
募集条件は、趣旨に賛同しパートナーとなることを希望する法人で、所在地は札幌市内外を問いません。(政治団体・宗教団体・市の特定業種を除く)菊水歩道橋標示イメージ(提供・札幌市)
募集は4月15日から5月16日までで、契約期間は契約締結日から2028年3月31日までとなっています。
募集について札幌市は、道路の利活用で歳入の確保を図るとともに、道路施設を地域貢献の場として活用してもらいたいと説明しています。