北海道八雲町の5人死亡事故から2年…現場で、警察官や地元の小中学生らが“安全運転”を呼びかけ
2025年06月19日(木) 15時51分 更新
北海道南部の八雲町で、トラックとバスが衝突し5人が死亡した事故から2年を迎えた18日、現場では、警察官や地元の子どもたちらがドライバーに安全運転を呼びかけました。
八雲町の国道5号線では、2023年6月18日、養豚会社のトラックが反対車線にはみ出して、都市間高速バスと正面衝突し、それぞれの運転手を含む5人が死亡、バスの乗客12人が重軽傷を負いました。
悲惨な事故を二度と起こさないため、18日、警察官や地元の小中学生ら150人が、現場を通るドライバーに旗を振りスピードダウンや安全運転を呼びかけました。
八雲警察署 髙井雅樹交通課長
「2年と言わず、ずっと風化させずに、交通指導や取り締まりを含めて交通安全を図っていきたい」
警察は、トラックの男性運転手が体調不良を訴えていたにもかかわらず、対策を怠ったとして、養豚会社の安全運転管理者ら2人を2024年3月に書類送検しています。