イベント参加申込者の情報を全消去するミス、定員に達し担当職員「すぐに操作しないと…焦った」外部漏洩なし、申込者は予定どおり参加可能 北海道のニシン放流行事
2025年05月07日(水) 19時13分 更新

北海道は、6月1日に予定しているイベントの参加申込者の個人情報を職員が誤って消去してしまったとして、謝罪しました。
このミスに伴う個人情報の流出はなく、申し込んだ人のイベント参加に影響はありません。
道によりますと、イベントは6月1日に小樽港築港臨海公園で開催される「北海道豊かな海づくり大会放流行事」で、道はニシンの放流の参加者を先着で400人募集していました。経緯を説明し謝罪する北海道の担当者(7日 北海道庁)
募集期間は4月16日から5月9日で、インターネットのフォームから申し込むことになっていましたが、5月1日に定員の400人に達したため、担当職員が募集を締め切ろうとしたところ、操作を誤ってすでに申し込んだ人の名前や電話番号、メールアドレスなどを消去してしまったということです。
ミスについて担当職員は「定員に達したので、すぐに締め切りの操作をしないといけないと思い焦っていた」などと話しているということです。
申し込んだ人の連絡先が不明なため、事前に連絡する予定だったイベント会場の受付場所などの連絡ができなくなっています。
道は、参加者の名前については別に記録していたため、申し込んだ人は予定どおり参加は可能と説明しています。北海道庁
また会場の受付場所や見取り図については、道のホームページで確認するよう呼びかけています。