「まさか今日出るとは思わなかった」北海道内でも備蓄米の販売はじまる 札幌の米穀店には「古古米」を買いに来た人と車がズラリ 10日も販売
2025年06月09日(月) 16時35分 更新
ずらっと並んだ人たちが手にしていくのは、北海道内でも販売が始まった「備蓄米」です。
並んだ人
「まさか今日出ると思ってなくて(買えて)よかった」
9日朝、石狩市の精米工場に到着したのは、2022年産の政府備蓄米いわゆる『古古米』24トンです。
藤田忠士 記者
「中に玄米がびっしり詰まっていますがここからでもお米の香りが漂ってきます」
精米された後は、札幌市東区の『松原米穀』へ。
お米マイスターが炊き立ての『古古米』を試食してみると…
松原米穀・水上雄司 本部長
「充分粘りもあって、ツヤもあっておいしい。甘味が少し新米よりは足りないけど充分甘味は感じる」
藤田忠士 記者
「備蓄米の販売開始まであと30分というところ本社には歩いて買いに来た人がずらっと並んでいる状態で。道路際には車がずらっと並んでいます」
価格は5キロ2150円で、徒歩で来た人には店先で、車の人にはドライブスルー形式で、予定した約1000袋がなくなるまで販売します。
10日は、『松原米穀』の札幌市東区の本社で午前11時から、江別市の倉庫で午前7時から販売の予定です。