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【日本ハム】金村尚真投手が完投で今季3勝目「強い気持ちで行きました」 楽天戦 試合後《一問一答》

2025年05月10日(土) 00時34分 更新

完投で今季3勝目を挙げた金村尚真投手
完投で今季3勝目を挙げた金村尚真投手

■日本ハム2‐1楽天(5月9日・エスコンF)

日本ハムは金村尚真投手が楽天との3連戦初戦に先発。

2回に石井のタイムリーヒットで先制し、3回には野村のタイムリーツーベースでリードを広げました。

先発の金村は9回を投げ1失点で今シーズン3度目の完投。3勝目を挙げました。

以下、3勝目を挙げた金村尚真投手《一問一答》

■《一問一答》

Q.)完投で今季3勝となりましたけど、まずは今日の試合振り返って率直な気持ちは?
A.)前回いい形で終われませんでしたし、やっぱ中10日、抹消されて中10日も空けてもらったので、何とかいい形でこの10日を有意義に過ごせたっていうのをしっかり結果で示さないといけないなっていうのは自分の中で思っていたので、それがやっぱりいい結果になって終われたので良かったと思います。

Q.)抹消期間に改めてやってきたことが今日、活かされた部分は?
A.)この抹消された期間っていうのは、僕の中でも休むことも、もちろんそうですけど、やっぱりいろいろローテを回っているとでは、あまりできないこと、なんかいろいろ試してみようっていうので、プレートの踏む位置だったり、見え方が悪かったので最初のセットポジションに入ったときの足の角度だったり、いろいろコーチの方とも話し合いながらいろいろ変えました。

Q.)今季開幕投手を任されてキャンプからずっと注目されて、その後もローテーションを回していった中で、ここでやっぱ一息つけたっていうのは、また切り替えになったんでしょうか?
A.)そうですね。でもやっぱりシーズン長いですし、やっぱり完投した後、いつも打たれているんで、まだまだ課題がいっぱいたくさんありますし、全然まだまだ一息つけないかなというのは自分の中で感じるので、良かったからじゃあ何が良かったのか、良かった中でもやっぱり悪かったところはどこかないのかっていうのを自分の中で改めて試合見ながら、感じてそれを次に活かしていかないといけないかなと思います。

Q.)最後あと1本打たれてはいけないところで、しっかり踏ん張りましたけど、ご自身としても、プロ野球人生の中で、大きな試合になった?
A.)実際、見ている側の方がハラハラするかなっていうのは思いますし、やっぱりあの場面にいると、弱い気持ちで行ったら駄目だと思うので、本当に絶対抑える強い気持ちで行きましたね。

Q.)投手陣の奮闘について?
A.)チームが強いっていうのもありますけど、やっぱり中継ぎがすごく頑張ってチームも勝っていると思いますし、先発はもちろん頑張っているとは思うんですけど、僕は完投する試合もあるんですけど、やっぱ早めに代わる試合というのもあるので。勝てるピッチャーっていうのは長いイニング投げてなんぼかなと思うので、そういうとこ目指していかないといけないかなって感じているので、もっと長イニングを投げる試合を増やしていければいいかなと思います。

Q.)8回9回にピンチを招いたときっていうのは、もうすぐに気持ちをもうぱっと切り替えられた?
A.)8回行って、9回行くぞと言われたときに、やっぱり「よしっ」て思える自分がいたので、そこは成長かなと思いますね。去年だったら8回を投げ切って「終わった!あとは(田中)正義さん頼みます」みたいな感じだったので、そこは気持ちの面でも成長できていると思う。

Q.)8回の宗山選手を三振で打ち取った場面を振り返って
A.)全部、真っすぐで行きましたけど、その前は真っすぐで打たれ、田宮もやっぱり強い気持ちでいかないといけないっていうのは感じてたと思いますし、全球同じコースってなかなかピンチで行くキャッチャーもあまりいないのかなって思うので、サインが出るたびに僕もワクワクしましたし、やっぱそこに行かなくて打たれたら田宮のせいになっちゃうと思うので、そういった思いもありましたので、そこは強気に腕振って、しっかりそのコースを投げるっていう強い気持ちで行きました。

Q.)3完投目になるが、フィジカルの面なのか、技術的な面なのか、メンタルの面なのか。どういうところが1番大きいかなと思われますか?
A.)メンタル面で、そこが去年だとなかなか完投できない試合っていうのはたくさんありましたし、9回につかまって、同点で終わるっていう試合がたくさんあったので、去年悪かったのが今日活きたんじゃないかなと思います。やっぱ去年のままだと今日は多分、同点に追いつかれて、延長戦に行っていたと思うので、気持ちの面で相手が打ち損じてくれって思うのではなくて、しっかり強い球を投げて抑えてやるっていう気持ちになれたので、そこはメンタルの部分が成長できた。

Q.)去年の経験があったから、最後の1球まで出力が出ていた?
A.)気持ちの面で表れているじゃないかなと思いますし、加藤(貴之)さんによく、僕は完投ができなかった時に言われるんですけど、僕とか加藤さん、淡々と投げるタイプって9回も淡々と投げないと駄目だよっていうのは加藤さんに言われてその通りだなって。9回だけ特別視してるというか、9回絶対抑えてやるんじゃなくて、マイニング。淡々と同じ気持ちで投げるっていうのはすごく大切だなと思ったので、それを意識して完投できたので、そこは違う回だから気持ち出ないんじゃなくて、イニングごとにしっかり気持ち入れてやるってのがすごく大切だなって思ったので、それを実行して結果として表れていると思います。

Q.)今日は、変化球のスプリットが良かった?
A.)スプリットはなかなか空振りや打ち損じが取れていなかったので、居残り期間に鍵谷さんと話して、数値をもう1回見て、握りを変えて、良い方を自分の中で取り入れていって、それが今日実際によかったので、そこを継続してやっていけばいいかなと思います。圧力のかけ方や、何となくボールに対して、ただ握っているだけになっていたので、人差し指ちょっと圧力かけたりとか、中指ちょっと圧力かける違いで落ち方が変わる。

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