「従業員を殴ったら息をしていない」と自ら通報 傷害容疑で51歳の男を逮捕 被害男性は死亡 北海道森町
2025年06月11日(水) 08時55分 更新

北海道森町で、知人の男性を殴るなどしてけがをさせた疑いで、51歳の男が逮捕されました。
殴られた男性は、その後死亡しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、森町の電気設備業、髙谷正雄容疑者(51)です。
髙谷容疑者は、9日ごろ、森町尾白内町の店舗兼住宅で、従業員とみられる50代くらいの男性を殴るなどして、けがをさせた疑いが持たれています。
男性は、心肺停止の状態で病院に運ばれ、その後死亡しました。「従業員を殴ったら息をしていない」と通報(11日朝 北海道森町尾白内町)
警察によりますと、10日午前2時半ごろに、髙谷容疑者が「従業員を殴ったら息をしていない」と消防に通報、消防が警察に連絡したことで事件が発覚しました。
その後の捜査で、髙谷容疑者の容疑が固まったとして、10日夕方、傷害容疑で逮捕しました。
警察によりますと、髙谷容疑者は犯行時酒に酔っていて、警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
警察は、司法解剖をして男性の死因を調べるとともに、事件の詳しいいきさつを調べています。51歳の男を逮捕して調べている森警察署