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【台風情報】台風9号は週末に本州接近するおそれ 太平洋側はうねりで海のレジャーに注意《最新・気象庁の雨風シミュレーション》

2025年07月30日(水) 17時49分 更新

台風9号は30日午後3時、小笠原諸島の父島の北北東およそ230キロにあり、東北東にゆっくりした速度で進んでいます。

今後もあまり速度を上げることなく北上を続け、台風が予報円の中心を通ると、8月2日土曜日に伊豆諸島近海で進路を東に変え、4日月曜にかけて日本の東海上へ進む見通しです。

ただ、2日午後3時の予報円を見ると、東海から関東にかけて広範囲が予報円の中に入っていることが分かるように、どこへ進むのかはっきりしません。

台風の予想を難しくしているのは、日本の東から張り出す高気圧です。高気圧が台風の行く手を阻んでいるため、動きを遅くさせ、複雑化させています。

まだ不確実性はありますが、土日は台風が本州に接近するおそれがあります。週末の移動は、最新の台風情報をご確認ください。

また、全国的に太平洋側の地域では週末にかけて台風からのうねりが入るでしょう。

うねりが入ると、浅瀬で急激に波が高くなることがあるので、海が穏やかそうに見えても油断できません。

海のレジャーは注意して下さい。

31日は土用の丑の日。今は夏の土用で、この時期の台風によるうねりを「土用波」とも言います。

海水浴シーズンで昔からうねりによる海の水の事故が多かったから、注意喚起の意味を込めて名付けられたのかもしれません。

この週末も気を付けて下さい。











◇HBCウェザーセンター:児玉晃気象予報士

北海道ニュース24