元横綱・北の富士勝昭さんゆかりの品を常設展示「お茶目な写真も多いが、厳しくもストイックな人だった」親族が寄贈 故郷旭川市・道北アークス大雪アリーナ
2025年08月15日(金) 17時40分 更新

北海道旭川市出身の元横綱・北の富士勝昭さんの功績をたたえ、綱や祝杯などゆかりの品や写真が旭川市の道北アークス大雪アリーナで常設展示されることになりました。
2024年11月に亡くなった北の富士さんは、幕内優勝10回を誇り、旭川市出身の名横綱として相撲界をけん引、引退後は九重親方として千代の富士、北勝海2人の横綱を育てたほか、解説者としてもユーモアある語り口で多くのファンに愛されてきました。
晩年は、兄弟で旭川市で暮らすことを夢見ていましたが、体調の悪化でその夢はかないませんでした。横綱推挙書
祝杯
道北アークス大雪アリーナでは、これまでも北の富士さんの化粧まわしなどが展示されていましたが、北の富士さんの甥・竹澤一樹さんが営む旭川市内のちゃんこ店「北の富士櫻屋」から旭川市に「北の富士」の立て看板や横綱推挙書、幕内優勝の祝杯などが今年寄贈され、常設展示に加わることになりました。
竹澤さんは「ユーモアのある人でお茶目な写真も多いが、厳しくもストイックな人だった。実はそういった面もあったということを展示を通じて感じて欲しい」と話していました。道北アークス大雪アリーナ(旭川市)
常設展示は、道北アークス大雪アリーナの開館時には自由に見学できますが、有料の催事が行われているときには、そのチケットが必要です。16日旭川巡業が開催
なお大相撲は、16日に旭川巡業が道北アークス大雪アリーナで行われます。