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今季の政府備蓄米の作付け見送る…消費者への供給を増やし市場取引の安定化へ 生産目標51.4万トンは2018年以降最大 JAグループ北海道

2025年04月23日(水) 17時08分 更新

 JAグループ北海道は、農協に出荷する道内の生産者らを対象に、今年産の政府備蓄米の作付けを見送ってもらうことを決めました。

JAグループ北海道は、今年の秋に収穫される今年産の新米について、当初、政府備蓄米用に予定していた作付けを見送り、代わりに需要が多い主食用や加工米用に回す方針を明らかにしました。



今回の対応は、米価格の高騰が続くなか、消費者への供給増や市場での取引の安定化につなげるという考えです。



これを受け北海道とJA北海道中央会などで構成する団体は、22日、今シーズンの生産目標を去年の目標より8%多く、国の減反政策が廃止された2018年以降で最大となる、51万4141トンと決めています。



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