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後ろ2本足で立ち上がる体長1.8mほどのクマ、住人女性が電話中に窓の外を見ると…敷地に侵入し物置の扉を引っかく 北海道せたな町

2025年08月30日(土) 15時22分 更新

クマへの注意を呼びかけているせたな警察署
クマへの注意を呼びかけているせたな警察署

30日午前、北海道せたな町の住宅敷地にクマが出没しました。

出没したのは、せたな町瀬棚区の住宅敷地で、午前9時半ごろ、この家に住む女性の知人が「敷地にクマが現われたようです」と警察に通報しました。

警察によりますと、当時住人の女性は家の中で知人と電話中、窓の外を見ると、クマが敷地にいたということです。

クマは体長が1.8メートルほどで、後ろ足で立ち上がり、敷地にある物置の扉を前足で引っかいていたということです。

その後、クマはその場を立ち去り、物置などに大きな損傷はありません。

ま近くの畑や家屋が荒らされるなどの被害は、今のところないということです。

警察は、パトカーで警戒するなど、住民に注意を呼びかけています。

北海道南部の江差町の食害の現場(8月13日)北海道警察提供

北海道ニュース24