【ばんえい競馬】競走馬3頭が馬インフルエンザ陽性でレース中止…発熱や呼吸器の不調 殺処分の必要なし 能力検査も中止 北海道帯広市
2025年04月25日(金) 14時58分 更新

北海道帯広市のばんえい競馬の競走馬が馬インフルエンザに感染し、26日から28日までの3日間、レースを中止することが決まりました。
馬インフルエンザに感染したのは、帯広市のばんえい競馬の競走馬3頭です。
帯広競馬場では24日、競走馬3頭に発熱などの症状がみられ、インフルエンザの簡易検査キットで検査したところ、陽性反応が出ました。帯広市役所
保健所で検体を詳しく調べたところ、馬インフルエンザの陽性が確定したということです。
馬インフルエンザの陽性を受けて、帯広市は26日から28日に行われる予定だった「帯広市第2回ばんえい競馬」(1日目~3日目)の中止を決定。朝のトレーニング風景(資料)
また、25日に行われる予定だった、競走馬の能力検査も中止しました。帯広市役所
帯広市によりますと、馬インフルエンザはウイルス感染によって起こる病気で、主な症状は発熱や呼吸器の不調ですが、死亡率は高くないとされています。
これまでに人へ感染した事例は確認されておらず、殺処分の必要はない伝染病だということです。朝のトレーニング風景(資料)
帯広競馬場では、競走エリアや厩舎エリアを消毒し、現在は競走馬や人の移動を制限していて、今後のレース開催日については、わかり次第お知らせするとしています。