【クマ出没】「クマがごみをあさっている」ヒグマが生ごみの入ったコンポストを荒らしたか 近くではスイカが食い荒らされる被害も 北海道上ノ国町
2025年07月31日(木) 10時06分 更新

30日夜、北海道上ノ国町で、住宅の庭にある生ごみの入ったコンポストが荒らされているのが見つかりました。警察は、ヒグマが荒らしたとみて、警戒を強めています。荒らされたコンポスト(北海道上ノ国町 北海道警提供)
「クマがごみをあさっている」と警察に通報(北海道上ノ国町 北海道警提供)
警察によりますと、30日午後10時半ごろ、上ノ国町木ノ子付近の住宅で、目撃者から「クマがごみをあさっている」と警察に通報がありました。体長1.5メートルほどのクマか(北海道上ノ国町 北海道警提供)
被害にあったのは、この家の庭にある生ごみの入ったコンポストで、物音を聞いた目撃者が、庭をライトで照らしたところ、体長1.5メートルほどのクマが座っているのを目撃しました。
目撃者はすぐに避難しましたが、その後、再び庭を確認したところ、クマはいなくなっていたということです。コンポストが置かれた住宅の庭(北海道上ノ国町 北海道警提供)
コンポストはプラスチック製で、警察が確認したところ、中の生ごみが荒らされ、コンポストつぶされた状態だったということです。
警察は、付近のパトロールを続けていますが、その後、クマの目撃情報はありません。
上ノ国町木ノ子地区では、22日と23日の未明にも、家庭菜園のスイカなどが食い荒らされたり、窓ガラスが割られたりする被害があり、今回、コンポストが荒らされた場所から100メートル以内であることから、警察は、同一個体の可能性もあるとみて、警戒を強めています。