北海道放送 環境自主行動計画

1.基本理念

私たちが住む北海道は豊かな自然に恵まれ、四季折々に美しい姿を見せる広大な地域です。この貴重な自然環境を未来につなげるため、当社はSDGsの推進、環境型社会の構築、気候変動対策などについて、視聴者・聴取者に情報発信し、普及、啓発活動を行います。地球環境の保全に向けて努力することは企業の責任であり、当社は環境に配慮し、地域から地球にいたる環境保全に貢献することを目標とします。

2.基本方針

  1. 環境保全に関する法令や自主的に定めた環境行動目標の達成に向けて、国際的視野に立った責任を遂行します。
  2. 環境に配慮したコンテンツ制作や事業運営を推進します。
  3. 放送が社会にもたらす影響の大きさを十分に認識し、視聴者・聴取者に正確、的確な情報を伝え、環境問題に対する意識の普及・啓発に努めます。

3.環境問題の現状

2016年にパリ協定が発効し、先進国だけでなく、途上国を含むすべての参加国に、温室効果ガスの排出削減の努力が求められるなど、地球温暖化対策は世界各国共通の緊急課題となっています。当社はこれまでも環境自主行動計画を策定し、環境問題に向きあってきました。これからも持続可能な地球環境の実現のために、エネルギー抑制策の強化、促進や、再生エネルギーの活用、普及に向けて努力することが求められています。

4.具体的取り組み

(1)放送およびコンテンツ制作に関する省資源、省エネ等の促進

①スタジオ設備(番組セット等を含む)や放送機器において更なる省資源、省エネを促進します。
②新技術を活用して、省資源、省エネを図るとともに、業務を効率化し、労働環境の改善を図ります。
③ゴミ発生量を削減するとともに、ゴミ分別回収の徹底や紙使用量の削減などの取り組みを強化します。

(2)放送等を通じた普及・啓発活動の推進

環境行動目標に基づいたキャンペーンを実施するなど、放送やイベントを通じて普及・啓発活動を促進します。

(3)民放連統一スポットCMの放送

視聴者・聴取者が積極的に地球環境問題について考え、行動することを普及・啓発する民放連制作の「スポットCM」などを放送します。

(4)地域社会との連携の強化

地域社会が推進する環境保全活動などに積極的に参加し、地域との連携を強化します。

(5)検証と改善

具体的な取り組みについて進捗情報を検証し、見直すべき箇所は改善するなど、持続可能な社会の実現に向けて成果を挙げるべく努力します。

5.削減目標

2030年度の放送に関わる有形固定資産額あたりのCO2排出原単位を2012年度比10パーセント削減します。

※単位⇒tCO2/億円

以上