-第710回番組審議会-
開催日時
2025年9月30日(火)15:30~16:49
開催場所
北海道放送 役員会議室
出席の状況
委員総数 8名/出席委員の数 8名
| 出席委員の氏名 | 委員長:菅原 亜都子 副委員長:大﨑 雄樹 委員:佐々木 啓 委員:河治 和香 委員:三上 直子 委員:村山 和佳子 委員:元井 麻里子 委員:木元 伸一 |
| 会社側の出席 | 勝田 直樹 代表取締役社長 土門 哲也 常務取締役 清水 收 取締役 藤枝 孝文 コンテンツ制作センター長 山岡 英二 コンテンツ制作センター局長 滝沢 淳一 メディア戦略局長 田村 隆行 オーディオビジネス局長 牧野 秀章 コンプライアンス室長 山﨑 裕侍 番組プロデューサー 磯貝 拓 番組ディレクター 佐々木 延彦 メディア戦略局編成部長 磯田 雄大 コンテンツ制作センター報道部長 石田 麻子 コンテンツ制作センター情報制作部長 加藤 雅章 コンテンツ制作センターアナウンス部長 原島 崇 オーディオビジネス局編成制作部長 吉田 隆志 番組審議会事務局長 |
審議会の様子
議題
・ラジオ番組「アイヌと戦争~兵士たちが求めた平等と平和~」
(5月31日(土)19:00~20:00放送)
議事の概要
月次報告
編成部(テレビ番組関連)
視聴率状況、主な単発番組
報道部(報道番組関連)
番組コンクール受賞報告
編成制作部(ラジオ番組関連)
聴取率調査結果報告、主なイベント
議題番組に関する委員の主な発言
- アイヌの方々のあまり語られてこなかった戦争体験から現代に通じる平等の課題を浮き彫りにした意義深い番組だった。
- 和人の戦争体験が数多く紹介される中、民族差別と戦争責任という日本社会の課題を問う構成は大変ユニークだった。
- ラジオということで言葉がストレートに切実に届く一方、人物の名前がたくさん出てきて頭の中で相関図を作るのが大変だった。
- これまであまり意識したことがないテーマで勉強になった。多様性尊重のためにも報道機関として力を入れて欲しいと切に思った。
- ユーカラや歌声が映像がない分シンプルに心に響いたが、ラジオ版はもう少し叙情的に伝わる編集の工夫をしてもよかったのでは。
- アイヌ民族と日本軍の関係について、問題意識を絞った地道な取材の積み重ねは報道機関として当然の姿勢なのだろうが感心した。
- 内情がよく分からない軍隊において、マイノリティーの方がどういう差別を受けたのかという記憶を呼び起こしてくれた良い番組。
- 出すメディアに合わせた編集をするのだと思うが、ラジオは一人一人のストーリーがもう少しあった方が聞きやすかったと思う。
バックナンバー
- 第709回議題:テレビ番組「三笠のキングと、あと数人」
- 第708回議題:テレビ番組『北海道fact』「罪と償い~事件を裁いた先に~」
- 第707回議題:テレビ番組「クマと民主主義~小さな村が見つけたヒント~」
- 第706回議題:テレビ番組『日本のチカラ』「南極に行った“殿様”~あこがれの大地へ~」
- 第705回議題:テレビ番組「東北&北海道から世界へ!アメイジングご当地映像GP」
- 第704回議題:テレビ番組「楕円球(ラグビー)がつなぐキセキ~羽幌・芦別・富良野から描いた花園の夢~」
- 第703回議題:2024年 HBCテレビ・ラジオ放送全般について
- 第702回議題:テレビ番組「帆をあげろ!~高田屋嘉兵衛 北前船で函館にやって来た男~」
- 第701回議題:テレビ番組「おさんぽ北海道~この旅はお世話になります~」
- 第700回議題:テレビ番組「スマホがない時、どうしていたの?」
- 第699回議題:ラジオ番組「託せぬ命~北海道の赤ちゃんポスト開設から2年~」
- 第698回議題:テレビ番組「アイヌとヘイト~文化振興の陰で~」
- 第697回議題:テレビ番組「あぐり王国JAPAN」
