やさしく伝える 防災コラム

台風・大雨

高齢者住宅が水害に見舞われたら…命を守る「垂直避難」とは?

今日ドキッ!

「防災の日」の2020年9月1日、北広島市では、水害から高齢者たちをどう守っていくかの訓練が行われました。

北広島市を流れる輪厚川沿いに建つ、サービス付き高齢者住宅「アゼリア館」では、近くの川が氾濫して周辺が浸水、救助が来るまでの2日間を施設内でしのぐことを想定して行いました。

「1階が浸水する可能性があるため、1階の入居者は2階以上に避難しますので、エレベーター前に集まってください」(施設職員)

職員が1階の入居者を非常階段かエレベーターで2階に避難させる「垂直避難」を実施します。

1階の事務室にある入居者が飲む薬などは、職員同士で確認し合い、2階に運び出し、入居者も万一の際、職員の手助けとなるよう寝床となるエアマット作りを体験しました。

「このごろは想定外の災害が起きるものですから、訓練して慣れておくことが大事ではないかなと思います」(入居者)

また、新型コロナ対策として段ボールで仕切りをした避難スペースを作りました。

「頭のなかで考えるのと、実際に動いてやるのでは、かなりギャップがあるというのはきょう感じました。怖いのは夜間。職員が手薄なときに、もし災害が起きたらと考えると、そのためにはしっかりしたマニュアルを作っておかなければいけない」(アゼリア館北広島・椎原大直支配人)

この施設では、9月1日の訓練で見えた改善点を踏まえ、今後、水害に備えたマニュアルを作成する予定です。

※掲載した情報やプロフィールは更新日時点のものです。

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