やさしく伝える 防災コラム

地震・津波

備えて減災「大地震から身を守るために」

森山 知洋気象予報士、防災士、HBC気象キャスター

災害が起きたときに被害を最小限にとどめる取り組みを紹介する今日ドキッ!で放送中のシリーズ「備えて減災」。北海道胆振東部地震から2年を迎える今回は「大地震から身を守るために」です。

近年発生した地震でケガをした原因のうち、少ない場合で30%、多い場合でその半数が家具類の転倒・落下・移動によるものなのです。北海道胆振東部地震も同様でした。

段ボールの地震対策でも使える意外な活用法

より効果を高める方法としては、段ボールの下に粘着マットで固定するものを付けて段ボールが滑り落ちないようにして、天井と家具の間にピタッと入るようにするとさらに家具転倒防止効果アップが期待できます。
段ボールは、大型ホームセンターやネット通販などで様々なサイズのものが売っていますのでちょうどよい大きさなものを選んでみて下さい。
さらに、段ボールのままだとちょっと気になる場合は、段ボールにリメイクシートや布を張るなどするとオシャレに収納もできます。

本棚や食器棚の滑り止めに使えるものは?

落下防止の専用のテープでなくても厚さが2mm以上で、ある程度の摩擦力の素材のもので効果があります。ゴムのシートの他に100円ショップでも購入できるフェルトのテープを張るだけで地震対策ができます。

お皿の間にキッチンペーパーを挟むだけでも効果があります。キッチンペーパーは一枚ごと挟まなくても、お皿の大きさが変わるところに挟むとより飛び出しにくくなるということです。お部屋の片づけや模様替えのついでに気軽に出来ることから備えを始めていただきたいと思います。

大地震の時に、『家具は凶器になる』ことを意識して対策をすることが大切です。まずは、一日の3分の1前後の時間を過ごす寝室を安全スペースとして確保することをオススメします。

森山 知洋 プロフィール

資格:気象予報士、防災士、健康気象アドバイザー など。
平成14年に気象予報士を取得後、民間気象会社勤務を経て、現在はHBCウェザーセンターにて、気象キャスターとして活動。
日本気象予報士会北海道支部長も務め、北海道防災教育アドバイザーとしても全道各地で防災講演などを行う。

※掲載した情報やプロフィールは更新日時点のものです。

新着記事

おすすめ記事