|
洞爺湖温泉街の泥流被害状況
洞爺湖温泉街を襲っている泥流はどこまで広がっているのでしょうか。
有珠山土砂災害対策専門家チームの調査をもとに詳しく見てみます。
「土砂が堆積した上を泥流が新しく流路をつくって流れている」「これ以上、堆積が続くと流路工も埋まってしまう」泥流はおととい初めて防災用の水路から温泉街に溢れ出ました。
噴火前の金比羅山の麓の温泉街です。
今回の噴火では温泉街のすぐ近くに噴火口が口をあけ泥流が防災用の水路・西山川を伝って流れ出しました。
川底に火山灰などが積もるにつれて水位が高くなりおととい、ついに泥流が溢れ洞爺湖温泉小学校や水路から数百メートルも離れた洞爺協会病院の近くにまで達しました。
さらにきのうは範囲が広がり場所によっては温泉街は水路の左岸を中心に泥流が広い範囲を覆い尽くしています。
泥流が押し寄せた洞爺湖温泉小学校では校舎の1階部分が完全に埋まったほか運動場にも土砂が堆積しています。
また、きのうは水路に架かる橋にも被害が及び中流に架かる橋2つが流されたのが確認されたほか下流の橋も泥流によって崩れかけています。
まだ残っている橋はきのうの段階で橋から水路に溜まった土砂までの高さが土砂が多い所で50センチにまで迫っています。
土砂災害対策専門家チームによりますときょうはこれまでに新たな泥流は発生していないということで水路内の土砂の高さも低くなっているということです。
しかし今後も泥流が溢れる範囲が拡大することが予想され専門家チームでは監視を強めていくことにしています。
テレポート2000で放送 2000年4月11日(火) 19:06更新
|