第8回 12月8日放送
北海道発、新しいがんワクチンの開発進む
これまで有効な治療法がないといわれてきた進行性のすい臓がん。このすい臓がんに対して初のワクチン治療の治験が札幌医科大学で始まっています。
この治療は患者自身の免疫の力を使ってがんを小さくすることを目指します。治療は注射を打つことが主体になるので、痛みもなく、普段と同じ生活ができるメリットがあり、患者の負担が大幅に軽減できます。
今回使われるのは、ペプチドとインターフェロンという成分。ペプチドは免疫機能を持つリンパ球を刺激して増やし、免疫力を高めます。また、インターフェロンは、リンパ球ががんと闘う力を増大させる役割がありこれらを注射します。ワクチン治療は副作用が少ないのが特徴、札医大では、現在30人の患者がこの治療を受けています。
この方法が確立すれば、小さな病院や地方の病院でもがん治療が可能になります。北海道発の新たながん治療法の開発も大詰めを迎えました。これからに期待が集まります。