第7回 12月1日放送
がん治療最前線~患者を“苦しみ”から救う~
日本人の死亡原因の1位はがんです。今やおよそ二人に一人はがんにかかる時代が来ています。増え続けるがん患者・・・。そんな中医師たちの奮闘は続いています。 がんの治療の柱は、手術と抗がん剤による治療ですが、今最新の放射線治療装置に注目が集まっています。「ライナック」とよばれる装置は、エックス線や電子線などの放射線を患部に当ててがんの治療を行います。この機器は、放射線治療をする部位をまず付属のCTで撮影して、治療する場所の位置や形状を正確に把握したうえで、ピンポイントでがんに放射線を当てるというもの。CT装置でがんの正確な位置を確認できるため、今までは治療が難しいといわれてきた、前立腺や膵臓など体の深部にあるがんの治療にも期待できます。
正常な組織の被ばく量を抑え副作用は最小限にし、がんに対する治療効果は最大限にということが可能になりました。治療装置とそれを使いこなす医師の技量により、放射線治療にも新たな可能性が開けています。