第4回 11月3日放送
脳科学による最新治療の最前線
脳にかかわる分野の専門家が合同で開設した「札幌医科大学脳機能センター」。
脳の専門医などが一同に集まり、症状や治療の方向、手術の適応などを総合的に判断します。
ここでは最新の脳科学を駆使し、ただ手術をして病巣を取るだけでなく、脳の機能を生かしながら患者の人生をよりよいものにする医療に取り組んでいます。
その一つが患者を手術中に覚醒させて、脳の病変を摘出する「覚醒下(かくせいか)開頭手術」です。手術中に、一旦患者が目を開けて、ちゃんと手が動くか、会話ができているかなどを確認しながら手術を進めていく革新的な方法です。
脳の機能を守りながら、病変を出来るだけ大きく取り除くのが目的です。
この際に最先端の機器、ニューロナビゲーションシステムを使用、脳を電気で刺激しながらミリ単位で安全性と精度を上げています。
他にも、札医大ではアルツハイマー型認知症やうつ病の新しい治療に向けた研究など脳科学の最先端を行く取り組みを進めています。