第1回 10月6日放送
再生医療による脳梗塞治療
札幌医科大学の本望修(ほんもう・おさむ)教授が取り組んでいる世界でも例を見ない試みとは、血液をつくることに関係する「骨髄幹細胞」を使い、手足のマヒや言語障害など脳血栓の後遺症の改善を目指す挑戦です。
脳梗塞は、脳の血管が詰まり神経細胞が死んでしまい、重い後遺症が残るケースが多い病気です。本望先生の研究は、患者本人の骨髄液を採取し、2週間の培養後、その骨髄幹細胞を静脈に投与すると、細胞が脳までたどり着き、失われた神経細胞の再生を促すというものです。本人の細胞を使うため、拒絶反応がないのが特徴です。 この治療技術は今、実用化まであと一歩。後遺症に悩む患者や関係者からの期待が集まります。