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第63回さっぽろ雪まつり HBCインド広場

第63回さっぽろ雪まつり HBCインド広場「タージ・マハル」

Imageタージ・マハルは、ムガール帝国皇帝シャー・ジャハーンの命により築かれた総白大理石の巨大な霊廟です。1983年にユネスコの世界文化遺産として登録され、2007年には新・世界七不思議に選出されています。タージ・マハルはインドにおけるイスラム建築の珠玉の名作で、広く称賛を集める世界遺産の最高傑作の一つでもあります。この霊廟が建てられた背景には、皇帝と王妃をめぐる感動的な物語がありました。タージ・マハルは、インド北部のウッタル・プラデシュ州、アグラを流れるヤムナ川のほとりに、第5代ムガール帝国皇帝シャー・ジャハーンが寵愛した美しい妻、アルジュマンド・バノ・ベグムの霊廟として建てられました。タージ・マハルの名は、シャー・ジャハーンがアルジュマンドに授けた称号で「宮廷の貴人」を意味するムムターズ・マハルに由来すると言われています。しかし、王妃は39歳の若さで突然この世を去りました。悲しみに打ちひしがれたシャー・ジャハーンは2年間もの間、喪に服した後、最愛の妻の為に大理石の霊廟を建てることを決意したのです。 1633年に始まった霊廟建築には、2万人の職人が動員され、17年をかけて完成しました。優れた建築家、腕の立つ象嵌職人、書家、石彫刻職人や石工がインド国内のみならず、遠くペルシャやトルコからも数多く招集されました。インド各地から1,000頭以上の象やラクダを使って建築資材が運ばれ、碧玉、翡翠、ラピスラズリ、サファイアやカーネリアン等、世界中から集められた28種類もの宝石や宝玉が壁に嵌めこまれました。 霊廟は1650年に完成しましたが、シャー・ジャハーンは、1658年に息子のアウラングゼーブ帝に皇帝の座を追われ、アグラ城砦に幽閉されてしまいます。 白い大理石で作られたタージ・マハルは、月夜には銀色に煌めき、朝日の光を浴びると柔らかなピンク色に染まります。1日の終わりには燃えるような夕日の光を反射して、赤く輝きます。タージ・マハルを見渡すアグラ城砦の塔に幽閉されたシャー・ジャハーンは、人生の最後の日々を最愛の妻、ムムターズが眠る霊廟を眺めて過ごしたのです。 16年後、シャー・ジャハーンはこの世を去りました。その棺はタージ・マハルにあるムムターズの棺の隣に寄り添うように置かれ、生涯愛し続けた妻の側らでシャー・ジャハーンは今も眠っています。

企 画 HBC北海道放送
製 作 陸上自衛隊北部方面通信群 第101指揮所通信大隊
協 力 ANA、インド大使館、インド政府観光局、パナソニック

  大雪像「タージ・マハル」 中雪像「滑り台」
高さ 18m 4.1m
横幅 26m 3.5m
奥行き 21m 4.5m
縮尺 約1/4  
使用車両数 438台  
製作人員数 のべ約3,600人(30日間)