2005年ジュニアオーケストラサマーコンサート

~演奏曲目~
グリンカ歌劇 「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー 「くるみ割り人形」組曲
マーラー交響曲第1番ニ長調 「巨人」



近年最高の演奏
  HBCジュニアオーケストラ・2005サマーコンサート」は、札幌市民芸術祭参加・PMF協賛事業として7月24日午後3時から、札幌コンサートホールKitaraで開催されました。
  今年は定期公演初のゲスト指揮者に、巨匠の域に近づきつつあると評される広上淳一氏を招き、得意のマーラーを振ってもらいました。
  この日前半の曲を指揮した常任指揮者・阿部博光先生が日フィルの首席フルート奏者だったころ、幾度となく共演し感銘を受けたのが広上氏でした。
  今回の依頼には、団員の降り番がないこと、学校の都合でリハーサルに欠席することがあること等をご了承いただいた点等、広上氏のプロ生活でも未体験のことも多くありました。しかしプロの実力者の指導を受けた団員が、多くの音楽的啓示を受け、オーケストラ全員が大きく飛躍する契機となりました。
  翌日からは3泊4日で昨年のオホーツクに続き十勝演奏旅行を行い、忠類・幕別で町村合併記念コンサートを行いました。
  今秋以降の演奏旅行も多く、なかでも10月2日の東京芸大附属高とのジョイントでは新たな刺激を受け、ジュニアオーケストラの実力涵養の大きな機会となります。
  今回のサマコンは近年最高の演奏になりました。この模様は60分ノーカットの大英断、8月19日(金)にテレビ放送されました。


飛翔 ジュニアオーケストラ
  「口裂け女が横に開けた口から縦にも長ァーい舌を出すような音・・」広上淳一氏の比喩に笑っているうちに、マーラーの演奏の難関部分が通り過ぎます。プロ指導者の凄さに圧倒された7月24日サマーコンサートでした。
  翌日から十勝。町村合併記念で幕別・忠類で演奏会。
  幕別では役場を公式訪問、議場演奏、お年寄りや児童施設の慰問と地域と親善交流。
  10月には道内初公演の東京芸大附属高校とのジョイントや苗穂地区センターでの演奏会を予定。少子化の中、宝物のように育てられている子供達が集まるジュニオケは「宝石箱」とも言われています。(HBCジュニアオーケストラ事務局)

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