アナウンサー日記バックナンバー
No.53:2003年 10月27日〜11月2日

▼2003年 10月27日「心の中のスターに出逢えて…」(関 博紀)
マーヴィンが家族に建てた家
家の玄関&葬儀が行われたフォレスト・ロウン・セメタリー
シュライン・オーディトリアムの前にて

 今回もLA旅行記の続編。前回書いた通り夜はブルースクラブ廻りをしてたわけだけど、日中も真剣に取り組んでいたことがあった。
敬愛するシンガー、マーヴィン・ゲイの足跡をたどること。
“モータウンの貴公子”マーヴィンは牧師である父親に口論の末射殺されるという悲しい最期を遂げた。84年4月1日LAの自宅で。
日本で資料を集めておよその見当はつけて行ったものの中々見つからず、車で半日尋ね廻り、この家にたどり着いた。
惨劇の舞台には違いないが、彼はどんな想いで家族にこの家を建てたのか…心に温かいものがこみ上げてくる。どこからか甘い歌声が
流れてきた。“Ain't Nothing Like Real Thing”だ!
涙が溢れた。来る前は「こんな忌まわしい場所に行くのはどうか…」ともためらったが、来て良かったと思えた。マーヴィンは心の中に生きている!マーヴィンが一番見て欲しいと思う場所に行ってあげなきゃ!
足はシュライン・オーディトリアムへ向いた。


▼2003年 10月28日「我が家の冷凍術」(阿部 彩子)
村上アナと渕上アナをはさんで冷凍談義

冷蔵庫の中

ゆで卵と納豆

 ある日のこと、渕上アナの自炊が話題に。そこで「ご飯は余ったら冷蔵庫に入れて食べています(渕上)」この一言がひきがねとなり、村井アナと私の冷凍談義?が始まったのです。「残りご飯を冷蔵庫に入れたらぱさぱさしてまずくなる!」「一食分ずつラップにくるんで冷凍するのが基本でしょ!」「ご飯だけじゃなくていろいろ冷凍できるんだよー」など…両サイドからいろいろ言われてうるさかったかも。

さて、そこで今回は我が家の冷凍庫公開!(見ても面白くはないでしょうけど)
冷凍庫をかなり愛用しています。一人暮らしにこそ便利。ご飯や豚肉は常備、みじんぎりのねぎ、お茶やコーヒーなどの飲み物、たくさん作ったミートソースなど小分けにして冷凍用の袋に入れて冷凍庫へ。そしてちょっと意外なものでは卵、納豆でしょうか。納豆は2、3パックまとめて売られていることが多いので、余りそうな時はパックごと冷凍庫へ。食べる時は自然解凍です。卵もたくさん買うと余ってしまうのでそんな時はゆで卵や溶き卵にして冷凍。ゆで卵は自然解凍して刻んでサラダやサンドイッチの具に、溶き卵は自然解凍して玉子焼きやオムレツを作るときに使えます。是非余ってしまいそうな時に試してみてください。

とても便利な冷凍ですが、たまに冷凍していることを忘れてしまうことがあるんです。冷凍にもおいしく食べられ目安の期限がありますからねー。この機会に冷凍庫の整理をしないと…。


▼2003年 10月29日「絵っ?山崎が美術を語る?」(山崎 英樹)
道展の会場入り口前にて
色々な絵画&「雪の遊園地」
虫取り地蔵

 描くセンスは全くなし。しかし見るのは大好き。
秋の恒例「道展」に今年も行ってきました。
札幌市民ギャラリーには、前に立つだけで圧倒されるような大型の絵を中心に、578点の作品が展示されています。

私が魅かれるのは、やはり「北海道らしい」風景画。
特に「音」がイメージできる作品が好きです。
写真の「雪の遊園地」という絵の場合、「夏には子供達の歓声があふれていたのに、今は物音ひとつしない」という「静けさ」が伝わってきます。

そして工芸部門に面白い作品を発見!
札幌の佐藤まゆみさんが作った「虫取地蔵」です。「地蔵」にしてはあまりにかわいいその表情に癒されますし、子供の頃、夏休みに聞いたセミの声が私の頭の中に響きました。

とにかく「自分の表現したい事を見事な作品に仕上げられる」人が道内にこれだけたくさんいらっしゃるというのは驚きです。
11月9日までですから、あなたも会場で芸術の秋体験してみてください。


▼2003年 10月30日「根室への旅」(船越 ゆかり)
空から眺めた十勝岳&紅葉の阿寒湖
指差すは国後島ですが…&顔の右側には貝殻島灯台
根室名物エスカロップ

 ファミリーコンサートの司会の仕事で、根室へ行ってきました。
丘珠空港から根室中標津空港へはプロペラ機の旅。
お天気に恵まれ、ちょうど紅葉が最後の見頃。大雪山など高い山には白い雪も見られました。この秋の私の紅葉狩りは、空からということになりました。

根室まで来たからには、やっぱりここを訪ねなくては、と納沙布岬へ。指差しているのは国後島です。爺爺岳が意外に高くてびっくり。1822Mもあるそうです。写真ではちょっと見えにくいでしょうか・・・。

「納沙布岬」の道標のうしろに見えているのは水晶島、勇留島、秋勇留島。起伏の少ない島なので、水平線の上に線を引いたように見えます。
望遠鏡でのぞくと、建物までくっきり。もし人が歩いていたらわかるくらいの近さです。

食べ物は根室へ行ったら花咲カニ、と思うでしょうが、もうひとつの名物がこれ。 エスカロップです。
ピラフの上にトンカツが乗っていて、デミグラスソースがかかっています。地元では、どこの店にもあるポピュラーなメニュー。
甘味のあるソースとピラフがマッチして「これぞ洋食」という味。ボリュームもたっぷりで、若い人にも好まれそうなのに、なぜこの料理が他に広まらないのか不思議です。

肝心のコンサートは、尾高忠明指揮、札幌交響楽団の演奏で、根室総合文化会館大ホール、ほぼ満員の盛況でした。


▼2003年 10月31日「出張の便利アイテム・・・」(赤城 敏正)
ミニアイロンと折りたたみスチーマー
服のシワ取りに大活躍
ミニ歯ブラシも重宝

 出張で気を使うのが衣装。例えばTVの取材だと同じ服で通さないと、後で編集ができない。だから似た柄の服を何枚か持つとか、重ね着などで見た目に同じように見えるように工夫をする。ステージ用の衣装などを持ち歩く時には、バッグにはこんなアイテムが入っていたりするのだ。

(1)ミニアイロン。サイズは小さいが使い勝手は抜群。実は横にすると普通のアイロンの幅と同じなのだ。シャツの襟や袖、そして畳みジワに威力を発揮する。小さいからスラックスやシャツのプリーツにも使いやすいのだ。

(2)折りたたみスチーマー。ジャケットの背などのシワ取りには欠かせない。洋服ブラシサイズながら、強力なのだ。ピギーバッグの中にはこんなものが入っていたりするのです。

そうそう、衣装用ばかりではなくミニサイズの便利グッズでは、胸ポケットに収まるミニ歯ブラシも愛用品。ちょっとした時間に歯をみがくことのできる優れものなのです。
ただ、出張では大活躍のこれらも普段はバッグに押し込まれたまま、クローゼットの隅に眠っているだけなのですが・・・。


▼2003年 11月1日「ときめきのカウントダウン」(村井 裕子)
朗読ステージへ向け総練習の様子
薮アナ作『ケンタッキーの赤い空』を読みます。日系3世役の台詞を加藤アナが好演

  HBCアナウンサーの朗読ステージ「ラ・レクチュール・〜ふるさとカフェ」の本番がいよいよ迫ってきました。

11月2日(日)の開催を前にして、お昼や仕事終わりに時間をみつけて個別練習をしてきましたが、いよいよ25日(土)に全体練習。立ち練習で出方のチェックや音楽や音を付けての総仕上げまでこぎつけました。

いつものことですが、始まる数日前は何をしていても心の大半はこのステージのことで占められていて、胃袋はぎゅっと押し付けられているような感じ。ご飯が食べられないいや〜な緊張感が続くのですが、でも無事ステージの終わった時の爽快感といったら!!
そして、練習から本番までに作られる皆との一体感も私は大好きで、毎回たくさんの宝物を貰っています。

薮監督とともに、読みの演出をしていて感じることは、若い読み手たちのめざましい進歩。数度と練習を重ねていくうちにそれまで眠っていた文章が、意志を持って起き上がってくる感じ。それまでにはない深いところから声が出てくるもの面白いところです。

願わくばもっともっと総仕上げの練習時間が欲しい!!と本番直前になって悲鳴にも似た叫びを上げたくなっているところではありますが、日常の仕事の中でのステージ、欲張りすぎてもいけないですね。
ともあれ、「ことばの力」をそれぞれに込めた私たちの朗読ステージ、いよいよ開幕です。


▼2003年 11月2日「本日、本番です」(桜井 宏)
招待状写真
練習の様子
岸本アナとの朗読練習

 今日11月2日はHBCのアナウンサーにとって重要な日です。4回目を迎えたアナウンサー朗読会、ラ・レクチュール・の本番の日です。今年は中央区のアーバンホールが会場。『HBCのアナウンサーの朗読を聴いてみたい』という方200人には、抽選の上、招待状を送りました。ご応募いただき本当に有難うございました。
さて、本番の様子は残念ながら今日はご紹介できません。後日、誰かが詳しく会場の雰囲気をお伝えする事と思います。どうぞお楽しみに。

 今日の絵日記では、一週間前の10月25日にHBCのTVスタジオで行った練習の模様をご覧いただきます。
HBCTVの人気番組「ビタミンTV」を放送しているスタジオです。番組のセットが写真を拡大すると見えます。

 今年の朗読会のタイトルは『ふるさとカフェ』です。「ふるさと」にちなんだ詩や小説などを朗読します。私は岸本尚実アナウンサーと組んで、薮淳一アナウンサー書き下ろしの作品『ふるさと』に挑みました。
妻に先立たれた男が一人娘を嫁がせ、定年後はふるさとに戻り、ふるさとの安らぎの中で生きていこうとする姿を描いたショートストーリーです。
薮アナはまだ独身で30歳台ですが、花嫁の父の心情や初老の男性がふるさとに寄せる思いをとても優しい目で描いています。素晴らしい後輩です。
それに比べて、私はこの練習日に3回もトチッテしまった情けない先輩でした。
スタジオとは全く違う緊張感の中で、果たしてHBCのアナウンサーは本番で感動してもらえる朗読が出来たのか。
そして、私桜井宏はステージでトリを無事つとめることが出来たのか。
今後のアナウンサー絵日記のホームページと「朝刊さくらい」のホームページにご期待ください。


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